どうも、うみちゃんこと朽木でございます。
というわけで、ようやく表立った活動を一つ発表することができました。詳しくはプレスリリースをご覧ください。
本件について、会社としての公式見解的なものをお話しできればと思います。
はじまった経緯
昨年秋くらいに、Re,AER(レ・アエル)の畑さんが「小説家VTuberとか面白いと思ってるんですよね」という話をしていて、朽木的にはふーんと思っていました。どうやらレ・アエル所属のライターで小説家デビューしたい子がいるんだけど、何にも実績なしで売り出すのは難しいから、どうせならVTuberとして同時に名前を売っていくのはどうか? みたいな話だったと記憶しています。
その頃弊社は独自制作IPのプロトタイプを進めているところで(こっちは別案件としてそのうち進捗をお伝えできるかもしれません)、年間予算としてIP開拓を行う枠がもう1つ残っている状態でした。で、ぽややーんと「関わってみるかなあ」くらいのことは思っていたのです。ただ当時、朽木はVTuberといえばキズナアイちゃんをぼんやりと知っている程度で、あんまりピンとは来てなかったんですね。
その後もレ・アエルさん側では準備を進めていて、色々と固まってきたんですね。で、本当にどうしようかということになり、年末年始でVTuberについて勉強してから判断しようということになりました。
さて、正月休み。色々あってにじさんじ界隈をどかっと見始めたところ、完全に沼にハマりました。まあ、そっちの話は個人のブロマガの方でちょこちょこお話ししますが、じゃあこれをビジネスとしてみた時どうなのか? ということは、とても考えました。
今伸びてるVTuberの子は、だいたいどこかのハコに所属しています。技術的なものだけにとどまらず、ノウハウなどの支援も受けているわけで、そりゃ強いです。じゃあ、自分らでハコを立てるかと言われると、だいぶ金のかかる話だし、タイミングも逸していると考えました。
しかし、アエルちゃんプロジェクトって、そもそも成り立ちがよそのVTuberとは違うんですよね。まず、デビューさせたい作家がいて、何か売り出す口実がいるからVTuberにしちゃえと。アエルちゃん本人の目標も「YouTubeの登録者10万人達成して3D化したい」とかじゃなくて「自分の書いた本を売りたい」なので、ゴールが全然他の人と違うわけです。先人がいるとすれば、マシーナリーとも子でしょうか。え、ちょっと違う?
というわけで、目標が違うのであれば勝機はあるかなと思い、今回一口乗ることにした次第です。まあ、もちろんうまく転がるのであればVTuber方面の才覚を伸ばしていくこともあるかもしれませんが、現状本人がさほどやる気がないので、今のところなんとも言えません。
ビジネスの枠組み
プレスリリースでも申し上げている通り、アエルちゃんはレ・アエルの従業員で看板娘的な立ち位置であります。ただ、本人が作家志望ということと、レ・アエルさん自体には作家エージェント的な機能がないということもあり、作家としての「モノカキ・アエル」を弊社で預かることにしました。そのため、アエルちゃんが書いた「文章の著作物」については、弊社にて責任を持って収益化するということになっています。一方、VTuber活動に関しては、弊社でも最大限の支援を行いますが、基本的にレ・アエルさん側の仕事となります。
ただ、それですとそれぞれの窓口が分かれてしまいますので、各種お問い合せの最初のクチは弊社で担当させていただこうと思います。VTuber活動(いわゆる「案件」など)、執筆の依頼、その他もろもろについては弊社の問い合わせ窓口までどうぞ。もちろん、畑、朽木ともに常に連絡を取り合っておりますので、両名が別件で営業にお邪魔した際にアエルちゃんの件ということでお話いただくのも歓迎です。
すでに活動されているVTuberの皆様へ
アエルちゃんに興味を持っていただきありがとうございます。本人が不慣れなのと、本業(ライター、作家)の時間の都合上、すぐにというのは難しいかもしれませんが、コラボなどについては前向きに検討させていただきたいと考えています。
Twitterで仲良くしていただいている方に関しては、とりあえず本人のTwitterアカウントまでDMでご連絡ください。また、アエルちゃんの覚悟が決まれば、本人からコンタクトを取りに行くこともあるかもしれませんので、その際はよろしくお願いいたします。
ファン活動をされる皆様へ
こちらについては長文となりますため、別記事にさせていただきました。
最後に「楽しいと思うことをやろう」の精神
「モノカキ・アエル」プロジェクトは、レ・アエル代表の畑さん曰く「楽しいと思えることをやろう」という精神が根本にあって成立しています。もちろん食えないとどうしようもないので色々面倒くさいことがありますが、この軸はなるべくブラさないでいくつもりです。
朽木としてはアエルちゃんをなんとかノリ気にさせたり、叱咤激励したりして、VTuber活動も、執筆活動も長く続けてもらいたいなと考えております。そのためには皆様のお力が必要です。モノカキ・アエルを、どうぞよろしくお願いいたします。
Published by